2020/9/6

○午前9時過ぎに起床。あまり眠ることはできなかった。Twitterに散文を投稿したがやはり下手くそだ。

○昼食を終えた後、少し横になった。午後3時過ぎに目が覚めた。惰性でソシャゲを少し進める。その後、オープンチャットの参加者の対応を行った。最近、短歌に熱心な方が参加してくださったので、ありがたいことだと思う。

○夕食まで

デイヴィッド・マークソン『ウィトゲンシュタインの愛人』(国書刊行会)

W・G・ゼーバルト『移民たち』(白水社、再読)

酉島伝法『オクトローグ』(早川書房)

矢内原伊作ジャコメッティ』(みすず書房)

を読み進めた。

○夕食とシャワーを浴びた後、

アンナ・カヴァン『草地は緑に輝いて』(文遊社)

シモーヌ・ヴェイユ重力と恩寵』(岩波書店)

ル・クレジオ『物質的恍惚』(岩波書店)

を読み進めた。

 

 

 

2020/2/25

○事業所にて一日軽作業。

○現在の積読は、 

ホイジンガホモ・ルーデンス』(再)

カイヨワ『遊びと人間』(再)

木村敏『時間と自己』(再)

若林恵『さよなら未来』

『<自閉症学>のすすめ』

○自分の人生はエキストラとしても舞台に立てないようなものなのかもしれない。

 

2020/6/16

○本日も通所。特筆するようなことはなし。

芥川賞直木賞の候補作が発表された。芥川賞候補の一人の石原燃は津島佑子の娘であり、太宰治の孫ということだ。太宰、津島佑子ともに優れた作家だったので、この方の初の小説がどれだけの質なのか少し気になる。

○樋口恭介『すべて名もなき未来』、佐々木中『この日々を歌い交わす』を読み終えた。言及されていた本で気になったものをメモしておいた。樋口恭介はデビュー作の『構造素子』が面白かったし、ブンゲイファイトクラブの名ジャッジぶりも良かったので、本作は非常に期待していたが、僕が関心を抱いている分野の記述があり、小説への愛が窺えたので、期待を裏切らない一冊だった。

○明日からは

保坂和志『小説の誕生』、安部公房『けものたちは故郷をめざす』を引き続き読み、さらに『石原吉郎詩文集』、デリーロ『ポイント・オメガ』、佐々木中『足ふみ留めて』を読み返すことにする。

2020/3/18

売りにゆく柱時計がふいに鳴る横抱きにして枯野ゆくとき──寺山修司

野晒しはまた夢ざらし無蓋貨車──澤好摩

 朝5時に起床。朝食は食パンとコーヒー。調子は悪かったが昼頃に持ち直した。

 送迎の車内でピープル、ノベンバ、バイン、スピッツフラカンを聴いた。

 午前の施設内就労が始まるまでバイン、syrup16gを聴いて過ごした。午前中はおみくじの糊付けをした。

 昼食はナポリタンとサラダ。職員のSさんと利用者のMさんと本などの話題で盛り上がった。

 午後は前半に消毒液のボトルにラベル貼り、後半におみくじの糊付けをした。

 午後の就労の休憩と帰りのミーティングまでに友人と少しLINEをした。

 帰宅。横になるだけで何もできなかった。

 夕食は炊き込みご飯、鳥の手羽先の煮込み、ブロッコリー、みそ汁。

 

 

 

2020/3/17

氣象地圖の上を飛びまはるもののあり夜は近づきぬ風をひろげて──森岡貞香

百物語つきて鏡に顔あまた──柿本多映

 6時10分頃に起床。朝食は納豆ご飯とみそ汁。支度をして8時2分のバスに乗車。ノベンバとピープルを聴いた。

 駅前に到着し、病院と薬局が入っているビルへと向かう。呼ばれるまで二階堂奥歯『八本脚の蝶』、ゼーバルトアウステルリッツ』を読み進めた。診察は普段と変わらず。終了後、会計を済ませ、薬局へ。会計を終わらせて薬を受け取った。

 書店2軒をはしごし、

カミュ『ペスト』

サラマーゴ『白の闇』

マーク・チャンギジー『ヒトの目、驚異の進化』

小松左京復活の日

保坂和志『残響』

岡井隆詩集』

を購入。

 駅へ向かう。売店で菓子パンを買い、駅のベンチで食べた。

 バス停留場に移動し、12時10分発のバスを待つ。コミックDAYSで『パリピ孔明』10話を読んだ。

 バスが到着し乗車した。銀行前で降り、13時37分に帰宅。即座に手を洗った。

 ベケット『モロイ』、カダレ『死者の軍隊の将軍』を読了。

 夕食は納豆ご飯とおでん。

 生きる気力を失う。自分の状況を改善させる力はなく、何もできない。やはり5年以内に死ぬべきなのだろう。

2020/3/16

 午前7時過ぎに起床。朝食は納豆ご飯。8時30分頃出発。コンビニでボトルのコーヒーを購入した。送迎の車にてピープルとバインを聴く。

 午前9時20分頃に事業所に到着。フラカンsyrup16gを聴きながら始業時間まで過ごす。田村隆一『腐敗性物質』を読み終えた。友人とLINEをした。

 10時始業。消毒液の充填を担当。40分に休憩が入り、50分から再開した。11時半に午前の就労終了。

 昼食はカレーとスープ。食べ終わった後は平沢進などを聴きながら読書をして昼休みを過ごした。國分功一郎『中動態の世界』を読み終えた。利用者のEさんと職員のSさんの3人で雑談をした。

 午後からは施設外就労先の旅館にて段ボールの処理を行った。とにかく蟹の臭いが充満し、とても苦しい作業となった。作業終了後、片付けの後に消毒液を全身にかけて車に乗り、事業所に到着。手を洗った後に再びSさんと雑談。ミーティング終了後、送迎の車に乗り、帰宅。途中で自販でコーヒーを買った。帰宅すると既に母が帰ってきていた。

 夕食は納豆ご飯とおでん。入浴を済ませ、明日の通院の準備をする。のんびりと過ごし、寝る準備をした。

 今日の詩歌蠱術函は

樂人を逐つた市長がつぎの夏、蛇つれてかへる──市民のために──塚本邦雄

天餐や魚文鳥文ひしめきて──九堂夜想
となった。

2020/2/24~2020/2/29

○事業所にて施設内就労。

○18日に古井由吉が亡くなっていたことを知った。2009年に『野川』を読んで以来、ずっと彼の作品を読み続けていた。日本国内の作家の中でもトップクラスだったと思う。彼の作品を読み続け、自分の創作に何らかの花を咲かせることができるように精進していきたい。

○28日と29日にsyrup16gのライブが無観客でニコニコ生放送で配信された。彼らの曲には数え切れないほど救われてきた。ライブを通じて日々を生きる気力を分けてもらえた。彼らとともに歳を取っていけたらどれだけ幸せだろうか。